2009年01月26日

横堀 さん民間私書箱の私的ブログサイトヴァイオリンの弓

こんな風に出来ていたんだね。


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木製の竿(スティック)を直線に削り出し、慎重に火を入れて適度なカーブを持たせた竿に、馬(蒙古馬)の尾の毛(白毛)を平たく張る。この毛に松脂を塗って摩擦力を生じさせ、弦をつかむ。 松脂は粉末として毛の間に蓄えられるという要素以上に、松脂が弦との摩擦による熱で毛に溶けつき適度な粘りを生じる。松脂をぬってしばらく弾き、その粉末が適度に溶けつくことで音色が安定する。そして、ある程度弾いて松脂が適度に毛に溶けつくと、松脂の粉末が弦の下に落ちる、ということは無くなる。

スティックは通常ブラジルウッドやペルナンブコという南米産の木で作られるが、スネークウッドも少数派ながら使われている。現代ではブラジルの輸出規制もあり優良なペルナンブコは入手が難しくなってきている。 最近では繊維強化プラスチック (FRP) 製、カーボンファイバー、グラスファイバー製の弓も存在する。同じ人工繊維製でもグラスファイバー製の弓は一般的に安価であり、プロ用のものはきわめて稀である。対照的にカーボン製の弓は弾力性、剛性、湿気への強さなど優れている面が多く中級からプロ仕様のものが主流である。現在では技術力の向上により、手作りのペルナンブコ製の弓よりも性能が高いものも多数ある。

演奏しない時は、弓の毛は通常ゆるませておく。

先端(ヘッド)にはチップと呼ばれる薄い保護板があり、牛骨又や銀板が用いられている。古い弓では象牙(現在は違法)を使っているものも多数ある。最近では安価なものにはナイロン系の合成樹脂なども用いられる。 銀板などの金属製チップは(英国の作者が良く用いる)ピンを差して固定しているため、ヘッド部分の内側に亀裂が入りやすい。竿を振った際の重量バランスも崩れやすい。

当時の良質のペルナンブーコ材を用いて、19世紀のフランスにおいて優れた弓が多く製作され、フランソワ・トゥルテ(トルテ、タートとも)、ペカット、キッテル、パジョなどの名匠がいた。現在ではそれらはオールドフレンチボウとして扱われ、その世界的評価額は高額(百万円?数千万円)である。

引用『ウィキペディア(Wikipedia)』